坐骨神経痛のための最新の手術とは？

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みなさん、こんにちは。
日の入りも早くなって本当に寒くなってきましたね。


経皮的内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術は、
直径約２ｍｍの小型カメラ装置を先端に備えた直径６～８ｍｍの内視鏡を用いて
ヘルニアを切除する手術です。

直径がごく細い内視鏡を用いることによって、ラブ法やMEDというヘルニア手術法とは異なり、
椎弓の骨を削る必要がない点がメリットです。

また、この手術は局所麻酔で行い、手術時間は３０～６０分、入院する期間は１泊２日、
手術後数時間で歩けるようになるなど、患者さんに与える影響が身体的にも時間的にも
小さいことがメリットとして挙げられます。

患者さんは手術当日の朝、何も飲まず食べない状態で入院してもらい、
うつ伏せの状態で手術台に乗ります。
X線透視を行いながら切開する位置を慎重に確認し、消毒を終えたら局所麻酔を行います。

そしてマーキングをした位置に切開を行ったら、椎間孔という神経の出口から、
６～８ｍｍの直径のカニューらと呼ばれる管を差し込みます。

カニューラを固定したならば、そこから内視鏡を挿入し、その映像に従って手術を行います。
モニターでは意識を保っている患者さんもその映像を見ていますので、
神経を傷つけないよう、患者さんに変わった感覚がないかを確かめつつ手術を進行させます。

経皮的内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術は多くのメリットを持った術法なのですが、
内視鏡を用いた手術では機器の扱いや手術する部位の見え方に慣れるまでには時間がかかりますので、
習熟した医師のもとでないと受けられない、限られた手術といえます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは良い一日を！



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